キッチン南海のカツカレー

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たまには英語以外のネタを…
今週、個人的には衝撃的なニュースが飛び込んできた。

www.dailyshincho.jp

記事によると、店が入るビルが築90年で老朽化したためと書かれている。
すごく残念だ。


初めて行ったのは中学生の終わりか高校生ぐらいだったと思う。
当時、世間では地上げブームが起こりだした頃であり、神保町にはまだまだ個人経営の古書店、飲食店、中古盤屋、パチンコ屋や麻雀屋がいっぱいあった。
都内に住んでいた頃は、本やレコードを探したついでに立ち寄り、胃袋を満たしてくれた個人的4大店の一つだった。*1
神奈川に移り住むようになると、自然と足が遠のくようになり、たまに店の前を通ると、その行列にうんざりして、行く機会を失っていた。
だが、このニュースを受け、行くことを決意。
いもや閉店のときは行けなかったもんなぁ…・゜・(ノ∀`)・゜・。

午前8時過ぎに自宅を出発、午前10時ぐらいにいったん三省堂書店に入った後、様子を見にキッチン南海に行ってみると、すでに5人ほど並んでおり、自分も行列の一人に混じる。
開店は11時15分、この一時間が異常に長く感じられる。
開店時間が迫るにつれ、行列はどんどん長くなり、数十人が並ぶ。
やっと開店し、中に招き入れられると、店内はン十年前と変わりなく、色々なことが走馬灯のように思い出され、やはり懐かしいの一言。
メニューのフォントも懐かしいw

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カツカレーの大盛りを注文。
プラスメニューでしょうが焼きとチキンカツを注文したかったのだが、13時からということで断念。
そういえば、昔通っていた頃は桂歌丸師匠似の調理人がずっといたなぁとか思い出に耽っていると、お待ちかねのカツカレー登場。

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やはり黒いw
カツは昔と同様に細く切られている。
昔と変わらない味が嬉しい(´∀`人)
一口一口を大事に食べ、会計を済ませ退店。
時間を追うごとに外の行列はさらに人が集まり、交差点のところまで並んでいた…恐るべし。

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赤線が行列

キッチン南海の対面にあったスヰイトポーヅも5月に閉店しており、時代の流れとはいえ、コロナ渦やその他の理由で懐かしい店がなくなっていくのは、やはり寂しい限り。

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6月26日に閉店するが、7月中に暖簾分け店が開店するとのことで期待は盛り上がる。

この像は昔と変わらずでいいですねw

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*1:あと3つは、キッチンカロリー、いも屋とキッチングラン